価値ある創造を目指して 表面処理と共に歩み続ける表面処理・表面改質・表面研磨の日信テクニクス株式会社
表面処理
表面処理とは、金属、樹脂、ゴムやセラミックスなどの個体表面に素材の持つ特性とは別の特性を与えることができる技術です。
弊社では表面へ機能性皮膜を形成するコーティングやライニング等を中心に分類しております。
とくに処理実績の多い「金属」への表面処理では、「コーティング」「ライニング」「メッキ」「溶射加工」などの加工技術を用いて、素材そのものを変更することなく、撥水性、離型性、潤滑性、耐摩耗性、耐食性、電気絶縁性、装飾美観などを目的に応じた仕様選定により機能性付与やご要望の特性を向上させることが可能になります。
ガス式、電気式等の熱エネルギーによって皮膜となる材料を加熱することで溶融またはそれに近い状態にした粒子を、処理基材表面に吹き付けることで衝突させて皮膜を形成する表面処理法の一種である。吹き付けられる物質は金属合金、自溶性合金、サーメット、セラミックや樹脂・プラスチック等の「溶射材」があります。
材質置換
ハステロイ
撹拌軸部への耐食性改善
耐 食
アルミナ/クロム
装置部品へ耐食性改善
コーティングの種類には有機系プラスチック系から硬質セラミック系や無機系ガラス質等様々な材質があります。
ユニークな機能特性のある代表的なタイプとしてフッ素樹脂があります。
フッ素樹脂特性一覧
ふっ素樹脂工業会ハンドブック「ふっ素樹脂のSDSモデルシートの代表的な組成、成分情報、物理的及び化学的性質等一覧表」、表4.15 「ふっ素樹脂特性一覧(代表値)」から抜粋
フッ素樹脂コーティングの代表的な材質と特性になります。
滑り・離型
OILESSコート
シリコンゴム・金属素材
滑り・離型
SRコート
乾燥シリンダー 樹脂剤離型
耐食分野で使用されているライニングの種類にはゴム・FRP等様々ありますが、下記は代表としてフッ素樹脂ライニングに使用されている材料の特性一覧になります。
(*1)代表工程温度、代表連続使用温度は、欧州APMEの「Guide for the Safe Handling of Fluoropolymer Resins」(2002.9)の数値を使用した。
(*2)ふっ素樹脂工業会ハンドブック「ふっ素樹脂のSDSモデルシートの代表的な組成、成分情報、物理的及び化学的性質等一覧表」、表4.15 「ふっ素樹脂特性一覧(代表値)」から抜粋、参照
(*3)原料メーカーH.P.代表値から抜粋
PFA帯電防止
コーティング
タンク蓋
ETFE・ECTFE
コーティング
装置部品
PFA
コーティング
プラント装置の挿入管
PFA
ライニング
圧力容器本体
ETFE
ライニング
プラント配管
メッキや硬質膜の種類や用途は多種多様になりますが、ご使用済製品の再処理事例も数多くございます。
搬送性
フッ素メッキ
アルミプレート
防 錆
無電解ニッケル
鉄ローラー
素材保護
アルマイト
アルミピストン、シリンダー
再 生
硬質クロム
装置部品
金属コンタミ防止
白金
ステンレスプレート
PVD
DLC 1μm
WCプレート
CVD
TiN/TiC 3μm
WCプレート